クルマのブログ

クルマに関するあらゆるわかりにくいことについて解説します

洗車の基本的考え方

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洗車の必要性

洗車は見た目の問題と、ボディの保護の問題から必要になります

ただ、私の感想としては、それほど頻繁に行う必要はないです

 

見た目

汚れている車に人を乗せたくない場合、あるいは自分の気持ちの問題で、車をきれいにしたい、という必要が生じることがあります

ボディ保護

走っていると、車にはいろんなものが付着します

鳥のフンや昆虫の死骸などは、ボディの鉄の部分にこびりつくと、その酸によって鉄を侵食していくことがあります

塗装があるから大丈夫、と思っていても、放っておくと鉄板まで達している、なんてことも起こりえます

車に付着した鉄粉は、ボディを浸食します

酸化していくことで、塗装を傷めていきます。最悪、鉄板部分にまで達して、錆の原因となります

 

また、道路工事に使われているコールタールは、塗装面にベタっと張り付きます

こびりつくと、とても取れにくいです

取れたとしても、黒っぽいシミになって跡が残る場合もあります

 

 

 

洗車をする前に知っておきたいこと

  • 車のボディは鉄とプラスチックでできている
  • 洗車しすぎるとボディは傷つく
  • 洗車するなら水圧で砂など硬いものをよく落としてからタオルで拭く
  • 落ちない汚れは、クリーナーを使って落とす(無理するとボディを傷める)
  • タオルで拭くのは擦っていることと同じ
  • 拭く時は柔らかいタオルで拭く
  • 慎重にワックスをかけないと、車は傷む(擦ることになるから)

 

ポイントは、ボディは擦ると傷む、ということです。プラスチックは特に、傷んだら修復は不可能です

また、洗ったら拭かないといけませんが、拭くということは表面を擦ることと同じです

 

なので、摩擦抵抗がありすぎると傷つきます

柔らかいタオルを使うのと、強く擦りすぎないことに十分注意してください

 

ボディ保護のためには、なるべく洗車しないでおくことがいい、とさえ言えます

 

洗車に必要な道具

  • バケツ
  • タオル(柔らかいマイクロファイバー製のものが良い=吸水性、ボディ傷めないから)
  • 柔らかいスポンジ(硬いものはボディを傷める)
  • 脚立
  • (あれば)高圧洗浄機
  • (なければ)延長ホースリール
  • カーシャンプー
  • (場合によって)コールタールを落とすスプレー

注意)洗車ブラシは使わない方がいいと思います。ブラシが硬いので、ボディを傷つけてしまいます

 

洗車の手順

  1.  高圧洗浄機か普通の水圧の水で、車についた砂や鉄粉などの硬い異物を念入りに落とす
  2. カーシャンプーを柔らかいスポンジにつけて、優しく洗う(押し付けるとボディを傷める)
  3. 洗剤が乾かないうちに水で流す
  4. 水分が蒸発しないうちに柔らかいタオルで拭く

洗車後のケア

ワックスをかける、ガラス部分にコーティングをかける場合、洗車後に行ってください

なお、ワックスは、拭き取る作業が必要になります。ボディを擦ることになりますので、注意して行う必要があります

作業がカンタンでボディが傷まないのは、水で濡れた状態の時にスプレーで吹きかけるタイプのワックスです

これなら、拭く作業を1回で終わらせることができるので、省力化できます

 

洗車で気をつけること

ポイントは、水分の蒸発するスピードです
具体的には、

  •  天候
  •  直射日光
  •  風通し
  •  気温

に注意しないと、すぐに車が乾いてしまい、ボディに水の跡がぶつぶつと残ります

曇りがちの、気温が高くない、風のない、直射日光が当たらない場所がベストです

 

そもそも洗車回数を減らすには

車を洗車しなくても良くする方法としたら、乗らないこと、になってしまいます

そうもいきませんので、
シャッター付きのガレージに車を入れるか、屋根だけですがカーポートに車を入れることで、車が汚れることを防ぐことができます

 

ざらし状態だと、直射日光にさらされることで車も傷みますし、風に乗って埃も付着しますし、鳥のフンだって付きます

 

洗車のベストな手順は?

あとは、実際に洗ってみて覚えていく方がいいです。正解はありません

洗えればいいのいいので、そこに至る最適な手順は各自で考えて実行してみてください

ノウハウだけを覚えても、実際に行うこととは違いますので…

 

まとめ

洗車しないからといって車はすぐに傷むものではないです。ほったらかしもいけませんが、車のためを思って神経質になりすぎると、逆に車を傷めますのでご注意ください

 

 

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