クルマのブログ

クルマに関するあらゆるわかりにくいことについて解説します

自動車ネタあれこれ

番外編|車における快楽主義と禁欲主義|車以外でも当てはまる

番外編ということで、今回はものを手に入れるときの考え方についてです。 学校で習った考え方だと思いますが、快楽主義と禁欲主義です。 ここで、対比のためにストア派とエピクロス派についての考え方を紹介します。 快楽主義とは? 快楽主義とは、ヘレニズ…

ツーリング

自動車に乗るからには、なんらかの目的がありますよね ツーリングもその一つ 今回はそんなお話です ツーリングって何? ツーリングとは、バイクや車での遠乗りのことです 旅行や観光を意味する「tour」からきた言葉です 分類 分類してもあまり意味がないか…

クルマとマスメディアを考える

運転の相棒といえば、音楽があります 特に、音楽がそれほど気楽に持ち出せなかった時代においては、カーラジオが果たした役割は大きかったはず 今回は、そんな車を取り巻くマスメディア、とりわけラジオについて考えます マスメディアとは? マスメディア …

車のセキュリティ スマートキーの仕組みとセキュリティ対策

スマートキーとは? 鍵を持っているだけで、ボタンを押さなくてもドアノブを引いたり触るだけで開錠できたり、車に近づくだけで開錠、遠ざかれば施錠してくれたりする (万が一の時のために、物理的なキーがリモコン内に内蔵されている) キーレスエントリ…

空気密度の話 気圧と温度

車が内燃機関を積んでいる以上、燃焼という過程が無いと車は走りません。今回はそんな燃焼に必要になる空気についての話です 空気密度とは? 空気密度 1立方メートルの空気が有する質量。密度の単位としてkg/m3を用いる。例えばO℃のときの1m3の空気は約1.25…

車の広告キャッチコピーにみる時代 トヨタを例に

トヨタ自動車のホームページに公開されている、セールスキャッチコピーを抜粋しました 時代の変遷と車への意気込みの変化をご覧ください 「トヨタ自動車75年史」より抜粋 https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/data/automotive_business/s…

マフラーについて

内燃機関を搭載している車は、どの車にもマフラーがついています。排気ガスを逃すため、というイメージが強いですが、実は排気ガスを浄化したり、音を軽減したりする役目も担っています。詳しくみてみましょう マフラーの機能 ガスを排出する 浄化機能 音を…

ワイパーブレード

ブレードの意味 Blade 1 刃物の刃。 2 回転翼の羽根。ポンプ・水車・ジェットエンジンなどの羽根。 3 ボートのオールの水をかく部分。 4 石刃 (せきじん) 。 ワイパーブレード、という場合は、水をかく刃、という意味になります ワイパーの構造 ワイパ…

ベルトの話

ベルトの種類 Vベルト(まさにVの字型なのでVベルト、と呼ばれている) Vリブドベルト(ribbedうねのある、つまり、うねがあるVベルト) コグベルト(cog歯車の歯、山が等間隔に回転方向に対して真横に並んでいるベルト) 昔はVベルトがよく使われていました…

カーオーディオ高音質化計画

鍵となるのは、ノイズの影響を受けなくすることです そのために、 できるだけデジタルの部分を生かし、アナログ部分を減らすこと ノイズの元を断つこと が大事です オーディオソースの高音質の度合い 音質の良さは、 ハイレゾ音源 > DVD > CD > 圧縮され…

車のスピーカー事情

スピーカーが安っぽい 車において、スピーカーは安全性や走行性能とは関係ないものです そのため、コストを抑えるための対象になりやすいです 特に軽自動車の場合、スピーカーは安物が取り付けられています 音質的にはあまりオススメできない、というのが現…

カーオーディオの取り付け方

カーオーディオを取り付けるには? 必要なもの カーオーディオ本体 オーディオハーネス 取り付け用ステー(固定用の金属製の板) ※2DINの場合必要 なお、取り付けキットで売られている場合は、オーディオハーネスと取り付け用ステーがセットになっています …

ターボで気をつけること 出力アップの強い味方

ターボ車は、エンジンオイルの管理が命 ターボとは何か? HKSホームページより https://www.hks-power.co.jp/aftersupport/faq/turbo.html ターボチャージャーとは、排気ガスによりタービンを回す事で、圧縮空気を作り出す装置。作られた圧縮空気は燃焼室へ…

LLC(ロングライフクーラント)について

冷却の話 今の車はほとんどが水冷です。エンジンの冷却に水を使っています。 エンジンの内部は見えないのでイメージがつきにくいかもしれませんが、シリンダーの周りには水が通る空間(ウォータージャケット)があり、そこを冷却水が通ることで、熱を逃して…

ウインドウウォッシャー液

補充は簡単です ウォッシャー液を買ってきて、タンクに入れるだけです この時、絶対に冷却水のタンクと間違えないで下さい 見分け方 ウインドウウォッシャーのタンク ウォッシャー液のタンクのフタに噴水のようなマークが書いてある フタが水色 入っている…

ギヤ比とは何か トランスミッションの話

ちょっとイメージしづらい話ですが、これも重要です ギヤを使って減速することでトルクが変わる エンジンを回すと、一定の出力が得られます そして、エンジンの特徴から、 低速回転なら低出力 高速回転なら高出力 となります トランスミッションは、 エンジ…

軽自動車における燃費とエンジン出力の関係をみる

2020年1月期の軽自動車販売トップ15にランクインした車を、実際にカタログ数値だけを頼りに調査してみます データは全軽自協HPhttps://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosokuと各メーカーのHP上に掲載されていたカタログ数値から調べ、それをもとに作…

トルクとは何か

よく聞くトルクという言葉。でも、トルクってなんでしょう?馬力との違いなどを交えながら解説します 大事な計算式 出力 = トルク × 回転数 トルクとは 力の量(力のモーメント) 力を加えた時、その量を表す数字で、単位はN・m(ニュートン・メートル) 力…

燃料は満タンにするべきか? 大雑把な計算で考える

(著者は専門家ではありません。この計算は、かなり乱暴かつ無茶な計算です。大雑把な傾向を掴むためのもので、計算式および個別の計算数値の正確性は保証できませんのであしからず) 結果は、燃料を満タンにすれば重くなって燃費にやや影響が出る 少なけれ…

軽は車に負担がかかる説は本当です 実際に見た事例から

私が実際に整備していた時の印象から、軽自動車は車に負担がかかりやすい説の中身を検証します エンジン 点火系のトラブル プラグの劣化はそこそこあった おそらく、最近の軽自動車はイリジウムプラグを使用しているためでしょう、プラグの交換は軽トラック…

タイヤの空気はいつ入れる?

タイヤも、気圧と温度で空気の圧力が変化します 今回はそんな温度変化の話です タイヤに空気、いつ入れるか? 冷間時です タイヤが冷えている時に空気を入れてください 1気圧 もし気圧が0だとどうなるか、というと、それは真空状態です 大気圧、というと、1…

法律用語のトリック 13年「経過する」「経過した」問題

普通車の重量税は初度登録から13年で上がります。しかし、13年で上がるものの、法律の条文を読むと、丸13年すぎてからではありません

水抜き剤、使うとしたらこんな時

燃料タンクの水抜きは、今の車ではあまり重要ではなくなってきました。ですが、年1〜2回タンクに入れておくことで、エンジントラブルを未然に防ぐことができます

タイヤについて

タイヤについての一般論を、網羅的に紹介します。タイヤを知る上で必要な情報の入り口として。

そして世界はあなたに微笑む フロントガラスの油膜取り

フロントガラスの曇りの原因は油とシリコン。それを分解して取り除けば曇りは取れます。曇りを撮った後は、コーティングも忘れずに。曇りが取れれば心も晴れる!

ガソリンの話

ガソリンの特徴や、使用されてきた理由を探り、今後の動向を考えます。

なぜ内燃機関にはガソリンが使用されているのか

ガソリンエンジンにはガソリンが燃料として使われていますが、どうしてガソリンじゃないといけないんでしょう?素人目線から深堀りしていきます

自動車メーカー別の特徴(あくまで主観)

国内の乗用車(軽乗用含む)を生産しているメーカーについて、それぞれの特徴を、整備した経験から分類します(あくまで主観です)

キーの電池にご用心

最近ではキーレスエントリーの車が多いですよね。そのキーレスエントリーのトランスミッター(送信機)も、やはり電池で動いています。当然ながら、電池がなくなると電波を飛ばせなくなりますので、車もエンジンをかけられなくなります

バッテリーの規格の見方

どうしてクルマのバッテリーには鉛蓄電池が使われるのでしょう?それは、安い割に性能が安定しているからです